男性型脱毛症(AGA)の治療薬「ザガーロ」の副作用は?

男性型脱毛症(AGA)の治療薬「ザガーロ」の副作用は?
主な副作用として、勃起不全(4.3%)、性欲減退(3.9%)、精液量減少(1.3%)が現れることがあります。
ただ、副作用を意識しすぎる緊張感から、勃起不全を起こすこともあるので、過度な心配は不要です。
重大な副作用としては、肝機能障害があります。
頻度として極まれですが、異常が現れた場合は、薬剤の中止などが必要です。
肝機能異常の初期症状としては、尿の色が濃くなったり、身体がむくんだり、すぐに疲れる、身体が重い、だるいといったことがあります。このような症状がある場合は、医師へ相談しましょう。
その他の副作用としては以下のようなものがあります。
■過敏症:発疹
■精神系:頭痛、抑うつ気分
■消化器:腹部不快感
■その他:乳房障害(女性化乳房、乳頭痛、乳房痛、乳房不快感)
副作用には個人差があるため、これ以外にも症状がでることもあります。服用開始してからいつもとは違う症状・違和感を感じたら、医師・薬剤師へ相談しましょう。
ザガーロ服用にあったてその他注意点
✓妊婦、授乳婦の服用や薬剤への接触は絶対に禁止です。
妊婦が服用した場合、男性胎児への生殖器の異常が確認されています。服用だけでなく、皮膚からの吸収も確認されているため、薬剤の取り扱いには十分注意しましょう。
✓ザガーロ服用中の献血は禁止です。
上記の男性胎児への生殖器異常の影響から、献血は禁止されています。服用後6カ月以上経過するまで、献血は控えましょう。
✓ザガーロの成分は前立腺がん検査で測定されるPSA値を約50%低下させます。
検査の前には、必ず医師へプロペシア服用中である旨を伝えましょう。